少年から臓器提供、女性患者が退院「一緒に生きていく」
Source: Asahi Shimbun
The woman who received the kidney-pancreas transplant from Japan's first child donor is out of hospital in two weeks, accompanied with an origami crane sent with the organ from the donor family!脳死と判定された10代前半の少年から提供された膵臓(すいぞう)と腎臓の同時移植手術を受けた30代の女性患者が30日、藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)を退院した。15歳未満からの臓器提供は国内初めてで、女性は「提供していただいた臓器には、多くの未来があったお子さんとその家族の深い思いが込められている。大切に守って一緒に生きていきたい」と話した。
13~14日に手術を受けた女性は当初、手術から退院まで1カ月半~2カ月程度かかる見込みだったが、経過が順調で拒絶反応なども少ないため、約半月での退院になった。女性は、少年の家族から贈られた折り鶴を手に、手術した腹部をさすりながら「この折り鶴を支えに頑張りたい」としっかりした口調で述べた。
女性は小児期からインスリンが分泌されなくなる1型糖尿病を発症し、10代から自宅でインスリンの注射をしてきた。付き添った母親は「移植手術前は、注射しても血糖のコントロールが難しくなっていて色覚や腎臓の機能が落ちていた。移植でしか助からない命を少年からいただき、ご家族にお礼を申し上げたい」と話した。
女性は移植医療について、「賛否両論があることは理解している。一人ひとりが持っている意見を述べ、議論することは大切にされないといけない」と述べた。(松田昌也)

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